髪の毛とストレスの関係性
薄毛になる原因の一つとして、ストレスが挙げられます。
ストレスって心に負担がかかるっていうのは分かるのですが、何故薄毛に関係するのでしょうか?
特に若い人が薄毛に悩んでいる場合、原因はコレのことが多い様です。
20代の女性は働き盛り!
数年経てば男女関係なくバリバリ責任ある仕事をこなせる時代です。
人間関係が希薄になったとされつつも、そばにいる日頃付き合わなくてはならない相手との距離感や、コミュニケーションツールの使い方などで、ストレスを感じている人も多い様です。
必然的に生活リズムも崩れたりして、ストレスが発生します。
結婚して、子どもが生まれても育児には多少なりとも、ストレスはつきものですよね。
中々リフレッシュに出られない若いお母さんも多いのではないでしょうか。
こう考えると20代の若い女性が薄毛に悩むというのも分かる気がしますね。
薄毛になったらする対策
- 地肌ケア用のシャンプーに切り替えてみる
- 育毛剤を使ってみる
- 頭皮マッサージをする
などがあると思います。
ですが、本当はストレスを上手に発散することを考えるのが、先の様です。
ストレスが何故薄毛になるの?
ストレスが溜まってくるとまず血行が悪くなります。
それは自律神経が乱れてしまうからで、血液が流れにくくなり、髪の毛に栄養が行き渡らなくなるのです。
それは大きなダメージで、髪の毛は栄養が届かなくなると成長をやめてしまいます。
髪の毛が成長しないということは、腰がなくなったり、やせ細ったりすることを意味し、抜け毛のサイクルが早まります。
これは結構深刻ですよね。
ストレスが交感神経を刺激して、消化器官が弱ってしまうのです。
そうなると食べたものが十分に消化吸収できなくなります。
とても燃費の悪い身体になってしまうというわけです。
育毛のためにはタンパク質、亜鉛、カルシウム、ビタミンが必要なので栄養をしっかりとれる身体にしておくことは大切。
またストレスはホルモンも刺激します。
薄毛の原因になる男性ホルモンが増えてしまうと、薄毛が進みますので注意が必要
ヘアサイクル
髪の毛は毛包という部分でつくられています。
毛母細胞は、毛細血管から運ばれてきた、酸素や栄養素を元に増えたり分裂をしていて、これが上に伸びていき髪の毛となります。
毛乳頭はさまざまな物質を分泌して、毛母細胞が増えるのを調節しています。
髪の毛は1本1本それぞれに寿命があり、伸びたり抜けたりを繰り返しています。
これがヘアサイクルですね。
毛包は成長期といって2〜6年続く長い時期があります。
そして、退行期という毛球が退化していく時期があり、およそ2週間です。
最後に休止期という抜ける時期が3〜4ヶ月あります。
しかし薄毛の人は、成長期が短くなってしまう為に、髪の毛が十分に成長しないのです。
髪の毛が生え変わる季節や年齢は?
ヘアサイクルは個人差があるので、絶対に上記の通り、ぴったりではありませんが、おおよそ、この様な周期で生え変わっています。
また、生え変わりの時期は、初夏から秋にかけて増えるというデータもあります。
年齢的には若い頃から薄毛になる人と、そうでない人が居ますが、ホルモンバランスの崩れる妊娠時、出産時、更年期障害の時期は、薄毛になりやすいです
ヘアサイクルを正しく保つために今すぐするべき
ヘアサイクルを正しく保てれば、正常なサイクルになり、健康な髪の毛が生えてきます。
その為に、すぐに出来ることとして、シャンプーのやり方を見直すことです。
間違ったヘアケアは薄毛を進ませてしまいます。
- シャンプーの前に、軽くブラッシングしてホコリ等をざっくり取ります。
- 髪の毛を十分に濡らしてシャンプーをします。
- よく泡立てて頭皮をマッサージしながら洗髪します。その際、爪は立てないこと。
- しっかりと根本、生え際などに泡が残らないようにしてすすぎます。
- リンスやトリートメントで毛先を整えます。
- タオルドライをしたらドライヤーで乾かします。
また
- 禁煙する
- バランスの良い食事をする
- きちんと睡眠をとる
- ストレスをためこまない
など基本的な事を見直すことも、大事になります。